2021年 01月 10日
当然と言えば当然のことなのに、
意識の中では随分小さかったと気付いた。
どこかの番組で、
コロナのせい(お陰)で客が増えた業者を扱っていた。
どんな業種だったかは覚えていないけれど。
経済ってそういうものだよね。
その時に気づいたということ。
外食ができないとなれば。
スーパーで食材を買う、宅配を注文する、弁当を買う。
あっちの利益が減れば、
こっちの利益が上がる。
国全体のお金は同じなのだから、
こうなるのは当然。
国やメディアに騙されていたのかな。
経済が破綻する、耳だこになる程聞かされてきた。
破綻なんかしないんじゃないの?
国が考えている経済。
よく意味は分からないけれど、
何かと言えば「経済を回す」が出てくる。
国やメディアが言う経済って何なのだろう。
私たち庶民が思い浮かべる経済は、
街の飲食店、食堂への納入業者、観光産業・・。
そこには大企業のことなんか入っていない。
あるとすれば雇止めや下請け業者。
国と国民で経済という考え方が大きく違うのかも。
だから補償なんだと思う。
命か経済か。
補償さえ十分なら比べる必要もない。
想像してみた。
収入が途絶え貯蓄も底をつく。
生活保護になるか路上へ出るか。
最初から手厚い補償があれば生活保護は必要なかった。
路上生活、人的資源が失われる。
再開のハードルはより高くなる。
補償のお金は他の誰かの売上になったのに。
それさえ無い。
人間は食べなければ生きていけない。
今まで食べていた物が無理となれば、
とりあえず他の物を食べるようにするだけ。
好きなこと、やりたいことがあるのは人間として生きることに繋がる。
我慢していれば、
できるようになった時に元を取り戻そうとする。
感染が終息して。
あの店のあれが食べたい。
行ってみればその店はもう無い。
店や客だけでなく国や自治体にとっても損失。
税金が入って来なくなるのだから。
その店の従業員だって。
戻る場所が無くなってしまう。
今でも、こんなに少ない補償でも。
経済は回ってはいなくても移転はしている。
それならもっと大きく補償をすれば、
再開後の経済回復は早い。
今大切なのは「やむを得ず」を防ぐこと。
経済のせいで起きる死者を0にすること。
そう思うのだけれど。
幼稚すぎるのかな~?
クスっとしてください。
たまたまこの記事と同じようなことを書かれていたので。
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by eblo
| 2021-01-10 11:37
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