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雇用保険で泣く日本人、喜ぶ外国企業

今は改善されているのかもしれないけれど。
雇用保険、あれって変だった、10年ほど前までは、まだ。
〝失業保険”、この感覚がずっと残っている、そんな感じ。

こんな話を始めたのは白手帳のことが新聞に載っていたから。
知識不足で全く知らなかった。
日雇いで仕事をした人対象の、雇用保険に該当するものらしい。

新聞記事によると、会計検査院が白手帳で不正が大量にあったと報告。
それで更新が厳しくなったらしい。
生活保護も同じで、一部の不正が出ると受給者全員が白い目で見られる。
社会の変化もある、別の記事によると、白手帳を持っているのは熟練者で高齢者、上の質問にある「エリート」
今ではほとんどの人がスマホ求職、山谷の労働者も数百人程度。

一般の雇用保険被保険者にというけれど、日雇いに特定の雇用主はいるのだろうか。
どんな方法をとるのか分からないけれど、対象の人たちが今まで以上に辛い立場になりそう。


元々、安く使える日雇い労働者を確保するために作られた白手帳。
今はそれに代わる非正規・派遣というのがある。
(一般の雇用保険とはこのことだろうか。)
そして、人手が足りればさっさと捨てられるのも日雇い労働者、派遣。
経済界の思惑で政治も動く、一人ひとりの人間を相手にしているという発想はない。

新聞記事の最後の方を。
「資本の側から見た場合公的支援を施してでも労働市場として確保しておく利点が薄らいだといえる。
 ただ、この問題を大多数の労働者とは無関係なことと捉えるべきではないと、有識者らは警鐘を鳴らす。
 小谷野氏(全日本建設運輸連帯労働組合書記長)は白手帳問題を安倍政権が成立を目指している高度プロフェッショナル(高プロ、残業代ゼロ)制度と重ね、こう説く。
「白手帳問題は、要は労働者の権利を奪うということ。高プロも雇用者側が働かせ放題にでき、労働者の権利を喪失させるという点では同じ。大きな流れで見たとき、山谷の労働者だけの問題で自分とは無関係と捉えるのは間違いだ」
 山口准教授(東京学芸大)も「労働者をせっせと働かせようとしながら、セーフティネットは縮減しようとするという政府の矛盾した姿勢。それが端的に表れたのが、今回の白手帳問題だ」と指摘して、こう結論付けた。
「権利は一番弱いところから奪われ、そこから浸食されていくものだ。政権は今後、労働法制の改悪を進めようとしている。白手帳問題同様、日雇いでない労働者の権利保障が切り捨てられていく恐れは十分にある。決して人ごとと捉えるべきではない」


〝何から何まで弱い人間に厳しく強い人間に優しく”、ここまで堂々と進める政府は初めて。
国民も同じ、弱い人間には厳しく強い人間には低姿勢で。
以前生活保護受給者が散々バッシングされた、サラリーマンより高待遇だと。
日雇い労働者に対しても、社会からの脱落者のような表現をする人が多い。

トランプ大統領誕生のとき、日本のテレビは言ってたよね。
トランプ支持者には生活が苦しい労働者が多い。
トランプに彼らのことがわかるのかと。
今の政権を支持している日本人たち、それが自分たちのことだと分かっているのだろうか。
経済界の命令通りに経済政策を考える現政権。
いくらアベを支持していようと、アベにとって大切なのは支持者のことより経団連。


大会社の正社員、定年まで勤めあげ、定年直後にポックリ逝って生命保険金を妻に残す。
これがサラリーマンの鏡。
大会社・正規・定年、そんなことで人間の価値を判断する。
ここから遠くなるほど〝切り捨て御免”層。


役に立ちそうにない武器の購入、武器を売るための営業、そんなことには大判振る舞い。
そのお金でどれだけの弱者が救われるのか。
日雇い労働者の話だけでなく様々な弱い立場の人間が。

どんな武器を買おうが、どれだけ外国にばらまこうが政府に白紙委任。
どんな人間を大切にするか邪見に扱うか、それも政府に白紙委任。
愚痴を言いながら白紙委任。

雇用保険で思い出した。
かつて小田原にものすごく豪華な保養施設が造られた。
特注絨毯数千万円、450億円の施設、支払は雇用保険料から。

小田原市が買ったけれど、数年でホテルチェーンへ。

なんだか怪しいと思いません?
絨毯一枚分の雇用保険料でどれだけの日雇い労働者に保険給付ができたんだろう。
雇用保険は万一働けなくなったときのための保険。
どうして外国のホテルのために使われなくてはならなかったの?
絶対おかしいと思う、不自然だと思う、日本の政治の何もかも。

だいぶ前の質問、派遣会社がみんな改善されていればいいのだけれど。

こんな文章を読むと胸が詰まる。



  



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# by eblo | 2017-11-21 11:15 | Comments(0)